初スタメンは、やっぱり話題沸騰のあの月9ドラマのインテリアに関するネタで
かなりマニアックに掘り下げてお送りしたいと思います。

国内家具業界NO,2のREGOLITHは誇る、数々の名作国産家具が
ちりばめられている今回の作品(ドラマ)。
その中でも地味に存在感を発揮しているのが>「アリビオ / allivio」の家具。
国内は広島県にある熟練された工房にて製作されています。
今回、若輩者ではありますがその工房の職人さんにお話しを伺いました。
ドラマ使用のアリビオの家具はこれまでの放映分で4セット。
ひとつ目は1話目終盤、『レゴリス』上海一号店のオープニングセレモニーで
シュウメイがダンスしながら登場したシーンでの、ステージ上の赤い椅子
ふたつ目は、2話以降たびたび登場するレゴリス本社の
出入り口エスカレーター脇のレゴリスショーウインドーに飾られている赤いソファーセット
三つ目は3話目冒頭の外資系ホテルのインテリア・コンペプレゼンのシーンで
わんすけ社長が腰掛けて説明した椅子
最後はレゴリスの社長室、ハンギングチェアーの前に置かれているサイドテーブル
です。
以下は職人さんの談話を基に、各アリビオ / allivio製品の見所を私なりにまとめました。
~職人さんの談話より~
①赤い椅子
ステージの赤い椅子は、女性らしく繊細で華奢なイメージでデザインしました。
座面の高い(脚が長い)このリンチェアーは、
羨ましいくらいのスタイルを誇るシュウメイが踊るレゴリス上海オープニングのシーンにも、
まさにぴったりではなかったでしょうか!

女性が美しく見えるように背もたれを短くしていますので、
印象的にしたいスペースに配するとぐっと場が引き立つと思います。

イメージとしては赤で有名な高級外車で、一部情報によると
そのボディカラーは黒が混ぜてあるとの事でしたので、
見た目ではわかりませんがこの椅子にも黒が入っているとの事。

ひとつ、注意していただきたいのが、カウンターテーブルは脚のせがあるものと併せてください、
日本人の皆様(もちろん筆者含む)では脚が床にとどきませんから(笑)。
②ショーウインドーの赤いソファーセット
このソファーはレッドカラーでありながら有機的なフォルムですのでトータル的な印象は素朴なイメージに仕上がっていると思います。

丸みをおびていながら、座った時にふんわりせず、少し固めの感触です。
これはクッションにポケットコイルといって、通常のコイルは連結しているのですが、一つ一つが離れているので、余分な弾力の連鎖がおきないのです。ブレないんですね。
体がブレないので長時間座っても疲れにくいのです。

また、面白いのが、肘掛部分のデザインが背もたれの高さをキープしつつ流れるようになっている為
2Pソファでは肘掛部分を背もたれとするように座り位置を変えると、
二人で腰掛けた時の微妙な距離感を楽しめるコミュニケイトの手段としての活用も期待しています。

あまり主張しないけれど存在感がある、そんなソファーです。

ドラマでは、このソファーセットがさりげなく見える
エスカレーター上でのシーンがわりと頻繁に登場するので、とてもうれしいです。
③プレゼンに使用した椅子
材質は、ブラックウォールナットで申し分なく美しく、
尚且つ背もたれや、肘掛け、座面が体を包むように設計しています。

椅子が、ヒトの体の構造にそって作られるいわゆる人間構学に基づく理由には
、骨や肉の圧力の違いを分散する事で快適に座る事ができるからです。

ちょっと見ではわかりにくいのですが、全てにカーブをもたせており、
10本配した背もたれも当然違和感なく体になじみます。

さらに、椅子を引く時にスマートに動かせるように、
笠木と呼ばれる背もたれの上部の横桟の部分ですが、もち手の機能を備えています。
これは持ちやすさを追求しつつ、カッコ良くする為に何度も試作を重ねたこだわりの部分です。

スタイリッシュでありながら、さりげなく機能も兼ね備えている椅子です。
④社長室のサイドテーブル
シュウメイが長いあしを折り曲げて座り、文字を書く練習に使用していたのが印象的でしたね。
脚が天板から床面にかけてバランスよく細くなっていくデザインは華奢ですっきりしています。

田舎娘のシュウメイがみるみる洗練され、クール&オリエンタルビューティを極めた女性になる。
まさに、さなぎが蝶になる過程や、シュウメイの長い脚と
イメージが重なる華奢なデザインのテーブルは偶然とはいえシュウメイそのもの。

基本的にはソファーの横に置くサイドテーブルとしてお使いいただく提案をしていますが、
ベットサイドに置いたり、シュウメイのように、床に座り座卓のような使い方も良いし、
はたまたスツールとして使ってもいいと思います。
オイル塗装なので、水に弱くすぐシミになってしまいますが、
商品購入の際に付属している補修用オイルをうすく塗り#600程度のサンドペーパーで擦ると
削れた微量の木屑が先に塗ったオイルとなじみもとどうりになると思います。
オイルは子供がなめても大丈夫な植物由来オイルを使用しているので、
安心、安全です。使い込む程に味の出るアイテムです。

人気の、きれいでカッコイイお金儲けと相反する、製造業の世界。
これぞ、日本を支えてきた職人たちの仕事です。
工芸品、民芸品愛好者でもある私としては、今回のドラマを機に
職人の皆さんが脚光を浴びる日が来るといいなと切に思います!
お忙しい中、快くお話くださりありがとうございました!
頑張れ!日本の家具職人さん!
