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『家具に棲むアート展』アーティストMAGO氏インタビュー

photo by 福田秀世

現在、リグナテラス東京2Fにて開催中の「家具に棲むアート展」
今回はその個展のアーティスト、MAGO氏にインタビューをさせていただきました。
何を思い、アートを通してどんなことを伝えていきたいのか。
個展の期間は9/2(土)-9/30(土)まで。ぜひ、彼の思い・情熱に触れてください。



 RIGNA)今回のアート展、いろいろ描き下ろしていただいたんですけど、
 どのようなコンセプトで描いていただいたんですか?


コンセプトは『家具に棲むアート展』…そのままなんですけど、インテリア空間の中でアートがどのように自分の中で変化していくかという挑戦でした。リグナさんとは3年くらい一緒に仕事させていただいていて、よくわかっていたので。今回は家具寄りなアート展として描きました。
家具の視点で描くきっかけになったのはタイの『NEO幸楽苑』。
あの時もインテリアにあうようにアートを仕上げていきましたね。その時にリグナのデザイナーとこういうアートを今後やってみたいね。という話になりまして、やっと実現できました。




 RIGNA)NEO幸楽苑の時も月のアートありましたよね。


@NEO幸楽苑
元々世界平和を月で表現するということに取り組んでまして。
月って見ると、心が和むじゃないですか。
月はヒーリングの力を持っていると信じていて…。満月って夜しか見えないけど、自分で描くことによって、いつでも満月に会えるように作品を描いています。
今回はスワロフスキーとコラボした作品もあります。


 RIGNA)今回の展示会で特に思い入れのある作品はありますか?


2つ…、いや3つありますね (笑)
1つは、さっきも話した、スワロフスキーとコラボした作品です。
越前和紙に絵を描いて、そのあとにパウダー状のラインストーンをはぎ合わせることで下から水墨画が透けるようにしているんです。和紙とスワロフスキーってイメージが対局するじゃないですか。
それを組み合わせて、同じ空間で調和を取るということにトライしました。

タイトルが『The Dark Night Jewel』。
それに見合うものができたかな、と。お気に入りです。



もう1つは、『Frustrations』。
グラフィティーをわぁっと、描いています。
人って完璧な状態で自分を見せたいじゃないですか。
例えばピアノの発表会でも完璧な曲を弾きたい。いい格好をつけたい。背伸びしたい。
っていうのが人間の心の中にあると思うんですけど、この作品はそれとは全く逆で。

ある日、自分の足が宙に浮き始めて、人にちやほやされている感じがすごくして。特に女性に。
それがなんか、自分の足を浮かせているんじゃないかって感じてモヤモヤしていたんです。
そんな時に白いでっかい和紙を見て。今なんか書かなきゃいけない!と思って。

photo by 福田秀世

英語も日本語も殴り書きしてるんですよ、意味がわからないすごい恥ずかしい幼稚な言葉もあるんですけど、かっこつけたいとか、いろんな理性を取り除いた人間らしいワイルドな瞬間だったんじゃないかな。って今、冷静になってみれます、ね。
あの時の恥ずかしさとか、赤裸々な感じを一瞬で絵に閉じ込めることができたと思っていて・・それで好きです (笑)

最後の一つが、「惰性の夜よ」です
惰性ってあんまりいい意味じゃないですよね。
「僕、惰性で生きてるんで」とか…でもそういうネガティブなイメージじゃなくて。
ありのままでいい、力抜いていいよ。君は君のままでいいよ。っていう意味だと思うんです。


photo by 福田秀世

あの作品は屋上で、思いっきり墨を投げて描いたんですよ。それって、自然の力で描くみたいな感じなんです。
宇宙でボール投げたら止まらないじゃないですか。慣性の法則で。
これは慣性で書いたんだなーって思ってたんですけど、冷静に考えると地球って重力が存在してるから、終わりに向かっていく。(墨で描いたときの)にじみも終わりに向かっていく。でも、それって慣性の法則に重力を足したら、惰性なんだな。と。
自然とゆっくり終わる。その力で描いてるんで、僕はそんなに描いてないんです。その分、打算がない。


今回、20枚ぐらい描いたんですけど、その中で一番いいのを選びました。
背景以外も、途中までテクニックをフルで使って描いていたんですけど、それって惰性じゃないじゃんって気づいて。途中から足で描いています(笑)
そうすることで、この夜は限りなく、自然界に近い。この月も限りなく本物に近いと定義づけてるんです。


 RIGNA)そういった背景があったんですね!いろいろと伺うと作品もまた違ったように見えますね。
 そういえば、どうして水墨画を自分のスタイルにしようと思ったんですか?


元々美大じゃなくて、服の学校に行ってたんですけど、
その時に黒一本で書いた方が楽だとか経済的な理由とか(笑)で、墨汁で画用紙に書いてたんですよ。
デザイン画の先生にもあなた墨使って見たら?黒の力あるわよ。って言われて。
そのうち、僕、福井出身なんですけど、福井って和紙出荷額日本一なんですよ。
ある日絵描き始めてから1年ぐらいの時、立川に住んでたんですけど、みやびっていう書道専門店が近くにあって、そこに越前和紙が売ってたんです。で、あ!と思って。故郷愛が出て、買ってみたんです。それをキャンバスに貼って書き始めたのがキッカケ。
で、それって素材的にいうと水墨画だよ。って言われて。確かに。これ水墨画なんだ。ってなりましたね。

photo by 福田秀世


 RIGNA)じゃあ、意識して水墨画を選んだわけじゃないんですね。


なるように、出会うようにして出会った。ってかんじですね (笑)


 RIGNA)すごいですね (笑)
 水墨画を現代アートとして描く時に意識していることとかあるんですか?


逆に、水墨画を習ってないので、ルールとかわからないです!
だから、水墨画を切り返してミシンで縫って見たり、グラフィティを描いて見たり。
自由ですね。ただ、墨の個性やおもしろさは慣れ親しんでるので表現できます。


photo by 福田秀世


 RIGNA)影響されているアーティストはいますか?


クリムト・・と、加山又造さんですね。
影響されているし、昔はよく画集見てましたね、取り入れられるものはないかな。と。


 RIGNA)自分はどんな人に影響を与えたいですか?


世界中の人に見て欲しい!




 RIGNA)おお (笑)


要は、満月を描いて、それ世界中の人に見てもらって、心が和んで争いごとがなくなるようにしたいんですよね。


 RIGNA)アパレルブランド「HEMD BY MAGO」にも月のプリントがありますよね。
 アパレルブランドを始めたのはどういったキッカケだったんですか?


今のアトリエを探している時に、マネージャーと居酒屋に行ったんですけど、
その時にマネージャーが知らない人を連れてきて。それがアパレルブランドの社長だったんです。
もう会うことはないだろうから、いろんなことを聞こうと思って質問責めにしたんですけど、その中でアートに対する想いとかも話してて。そしたら社長が気に入ってくれたんですよね。
それで、そこの社長の会社にお邪魔する機会ができて。冠ブランド作らないかって話になりました。その時に会社のブランドのロゴを見せてもらったんですけど…。
これがNYのデザイナーに作ってもらったロゴなんです。ってパッと見せられたのが、僕がNYに住んでた時に作ったロゴだったんです (笑)

photo by 福田秀世


 RIGNA)すごい運命ですね!


それがキッカケですね。そこからスタートして、百貨店にも出して。
今年からセレクトショップにも取り扱いしてもらうことになりました。


 RIGNA)本当に持ってますね (笑) 引き寄せる力がすごい。


ガーナの時も、そうですね。
(※2017年6月に電子機器の墓場と言われるスラム街「アグボグブロシー」に訪問。環境保全を目的としたアート作品も製作のプロジェクトを進行中。)
現地で3Mのガスマスクしてたら、そこの子供達がそれ欲しいって寄って来て。
世界中の電子機器が集まってきて、燃やしてるんですけど、そのゴミの煙でガンになっちゃうんです。
それで今度また来る時に人数分ガスマスク買って持って来る。って約束したんですよね。
で、帰国してアートが売れてこれでガスマスク持っていけるぞ。って時に、8月5日のクリエイターズフェスタに出たんですけど、そこできたオファー先のスポンサーが3Mだったんですよね。
それで3Mを紹介してもらって、ガーナの現状と活動を話して。そしたら3Mがスポンサーについてくれることになりました!
ラッキーだな。って思いましたね。


 RIGNA)本当にすごいですね!しかも、ガスマスクこれで確実に持っていけますよね。


はい、用意してもらえることになりました (笑)


 RIGNA)今後のアーティスト活動の計画はありますか?


僕のアートで、ガーナにリサイクル工場を建てたいですね。
すでに、豊富な労働力と世界屈指のパイプラインがあるので…。
もしかしたら、地球最悪と呼ばれている地域が世界で一番エコロジーな地域に生まれるかもしれない。
それに向けて、エキシビションしようかな。と。
実際にそこに彼らが燃やしているゴミを持ち帰ってアートを作ったりしています。

僕の夢は、90歳ぐらいになった時にノーベル平和賞取ることですね!
もう死ぬんじゃねえか、このじじいって時に (笑)

自分の人生を人に使おうかな、と。

photo by 福田秀世


 RIGNA)アーティストの枠を超えて、聖人みたいですね 笑
 今後の活動、とても楽しみです。
 最後にそんなMAGOさんが、アート展を通して伝えたいことはありますか?


ぜひ、見に来てもらって、僕も来場するスケジュールがあるので、 視覚は絵を見て、耳は僕の声を聞いて、アートの面白さとか僕のやりたいこと、そういうものを全身で感じてもらいたいです!




 RIGNA)ありがとうございました!



個展最終日9/30(土)MAGO氏の画家来場会を行います。
ぜひ、会場にてご本人の話を聞きながら、アートに触れてみてください。

日時:9/30(土)15時〜18時
場所: リグナテラス東京

photo by 福田秀世