深澤直人 プロダクトデザイナー 1956年日本/山梨県生まれ。 80年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。同年から88年まで、SEIKO EPSON CORP。89年渡米しIDEO入社。96年帰国、IDEOジャパン設立。2003年Naoto Fukasawa Design設立。過去、デザインしたプロダクトは40を超える欧米のデザイン賞を受賞。2003年度は4月に毎日デザイン賞を受賞し、9月には株式会社タカラ、株式会社ダイヤモンドとの製品開発共同事業で、新ブランド「±0」を立ち上げ、家電、雑貨デザインに10月にはKDDI/au design projectの携帯電話INFOBARを発表している。多摩美術大学生産デザイン科講師、Tokyo AAD Studioディレクター、良品計画デザインアドバイザリーボードメンバー、経済産業省戦略的デザイン活用研究会委員、経済産業省デザインビジネスフォーラム発起人。最近ではニューヨーク近代美術館(MoMA)の招待により、同館の企画展「Workspheres」に作品「Personal Skies」を出展。国内では「行為に相即するデザイン」展や日本デザインコミッティーの主催する50周年記念展、「デザインの原形」展をコミッショナーとして企画、デザイン、出版した。
世界中から注目されているプロダクトデザイナー 深澤 直人 が「椅子らしい椅子を」をコンセプトにデザイン。 長く、さり気なく、あたりまえに存在し、愛着を持って使って頂ける、そんな普遍性を持つ椅子です。
木部はウレタン樹脂塗装による、木目を残した自然で美しい黒色です。 脚は、日常にごくありふれたような円柱形。 「素」であること、「白紙」であることの追求があらわれています。 しかし、こちらも良く見るととても繊細で微妙なカーブを描いており、職人の技術とデザイナーのこだわりがうかがえます。 接合部は全て、ほぞや部品の類を一切見せずに、まるで糊か何かでで簡単に貼り付けただけかのよう。深澤直人らしいミニマリズムが徹底されています。
昨年のミラノサローネでは木の小椅子というテーマで作品を発表した。 今年はその小椅子にアームをつけてアームチェアをデザインした。4本の丸棒と座 と背という単純な構成を変えないために、前脚をそのままアームレストに延長した。 製造上は複雑なにねじれた曲げ木を使用しているが、単純さはそのまま継承されたと思う。