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家具・インテリアの選び方

文・写真=八木清貴

第1回
2016.06.27

照明の選び方【前編】

みなさんの中には照明を選ぶとき、何を基準にして選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか?ご来店されるお客様の中でも、「◯◯畳くらいの広さの部屋なんですが、どれくらいの照明がよいですか?」なんて声も多く耳にします。

たしかに、何か基準が無いと選びづらいですし、参考になるものがないと本当に大丈夫なのかと不安ですよね。そこで今回は、参考になる写真も入れてお部屋に対した適度な照明の選び方を【前編】【後編】の2回に分けてお送りします。

【前編】の今回はまず、ずばり照明の「明るさ」について。明るさが比較しやすいペンダントライトを使って詳しくご説明しましょう。

そもそも、電球の明るさは何によってかわるのでしょう。

こちらはご存知の方も多いとは思いますが「W(ワット)数」です。こちらの数値は消費電力にも関わりますので、「省エネ」という言葉に目がない奥様。要チェックです。

それぞれの電球に記載されている「W数」は大きければ大きい程明るい電球になります。ただし、それだけ電気を食べますので、電気代もかかるわけです。

※LED電球は単純にW数=明るさというわけではなく、「例:2W(60W相当)」という表記のものもあります。その場合は、明るさの目安は(◯◯W相当)の部分を参考にしましょう。

電球以外にも明るさを左右する大事な要素で「照明のシェード」がございます。

こちらは電球のように直接光るわけではないですが、シェードの形、素材によってお部屋への光りの広がり方がかわってきますので、照明選びの重要な要素です。

お部屋の明るさ確保に必要なポイントは【1.電球のW数】と【2.シェードの形と素材】です。今回はここだけ押さえておきましょう!

電球のW数の比較

ポイントを押さえた所で、いよいよ「明るさ」について踏み込んでいきます。

今回、W数の比較でご用意したのはコチラ。

おおよそですが、シェードの種類が似た形で、なおかつW数が違う3種類の照明をご用意しました。

左から【40W:テラスハンマートーン】【100W:ジェネラルジェンダーシェード】【300W(200W):ガロン 】といった照明になります。

今回は比較しやすいように、「6〜7畳くらいの空間」という設定で同じように吊ってみます。まずは低い40Wの方から順番に。

うーん。暗いですね・・・。

彼女の頭の上に照明を吊っているのですが、シェードの形もあまりわかりません。手元はかろうじて明るいですが、お部屋全体になると、ちょっと。とこれでは生活しずらいですね。

どんどんいきましょう。次に、100W。

40Wよりだいぶ明るくなりました。照明の真下は十分な明るさがありますが、周りはまだまだ仄暗い感じです。

続いて、200W。(こちらは300Wのガロンの照明の調光で200Wにしています)

明るさは、ほどほどに明るく、生活するには申し分ない程度の明るさ。モデルさんもやっと余裕が出てきたのか、マグカップで一口ごくりとリラックスムード。

最後に、300W。

やっと気持ちよく明るい!と言えるくらいですね。モデルさんもこちらを向いてニコっと笑顔でお部屋の明るさの十分さをアピール。ここまでくると、周りの小物まではっきりと見えるくらいなので、十分な明るさと言っても良いのではないでしょうか。

と、4種類比べ終わりました。

快適に過ごすために十分な明るさは6〜7畳程の場合、最低でも200W、できれば300W以上あると快適に生活できる明るさになります。

シェードの形や素材について

初めに「今回はこれを押さえておきましょう」といったポイントがもう1つ。そう、シェードです。電球の明るさは目安がたちましたが、同じW数でも、シェードによっては光りの広がり方が違ってきます。そこでお部屋の明るさに違いが生まれてきたりするのです。それでは実際に、同じ100Wの電球を使う照明で、シェードが違う商品を試してみましょう。

ビーハイブ 】シェードはあっても骨組みだけのような照明です。

こういった直接電球の明るさが広がる照明は、お部屋全体を照らしやすいです。シェードの形次第では、お部屋の中に写る影も独特なものになります。ただ、光源が目に直接入るので「うっ、まぶしいっ。」となりやすいです。

【ジェネラルジェンダーシェード】鍋をひっくり返した様なシェードで、上部はスチールで光りを通さず主に下方のみを照らします。

一方向に広がるシェードの照明はその真下を照らすという役割がしっかりとしているので、取り付ける位置が固定されがちです。開いていない方向は仄暗く「全体を」照らす役割にはそれなりの明るさが必要です。

【バルブランプ】樽型をかたどったフレームに薄く柔らかいプラスチック素材が張り込んであります。このように電球がシェードに包まれた感じの照明では磨りガラス・曇りガラス・和紙など、様々な光を通す素材があり、光が間接的になる分、柔らかく優しい光になります。

一部ではありますが、シェードの形や素材による光の広がり方の違いはおわかりいただけたかと思います!まだまだ、シェードの形や種類はございますが、ご紹介しきれない程多くの種類があるため、お部屋の雰囲気、好みのデザイン、その他いろいろを含めてお気に入りの照明を探してみてはいかがでしょうか!

今回は以上です!前編は照明の明るさについてのご説明でしたが、

次回、後編はもう少し実用的に【照明の種類】に踏み込んだご紹介をしようかと思います。

乞うご期待!

八木清貴(やぎ・きよたか)

1988年生まれ。リグナテラス東京の店舗スタッフ。DTPデザイナーの経験を持ち、店舗のPOP作成なども手掛ける。ゆとり世代。

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