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イタリアの美と日本の正が融合。

「日本人はもっとインテリア時計にこだわるべき」
理想の壁掛け時計を求め、今までの日本製の壁掛け時計にはなかった美しさと、
ヨーロッパ製の壁掛け時計にはなかった正確性を実現。

ロートアイアンならではの味わい。

現在日本の市場に出回っている壁掛け時計はプラスチック製が多くを占めているがRUKE&Cでは、無垢の鉄を使ったロートアイアンを採用した。
ロートアイアンはヨーロッパでは古くから門扉や表札に使われるなど生活に密着した素材で、直線的でシャープなデザインから装飾的で優美なデザインまで、さまざまな形に成形することができる。

Collectivo(コレクティーヴォ)はこのロートアイアンの特徴を生かし、文字盤から数字が飛び出したような時計をデザイン。ロートアイアンで国内トップシェアを誇る御田製作所の技術力も加わり、鉄という素材の荒々しさに反したエレガンスさえも感じさせる、流れるようなフォルムのデザインに仕上がった。

10万年に一秒の誤差。

日本の技術である電波時計のムーブメントには、信頼性の高いSKP※の電波時計を使用。-10℃~+50℃までの耐冷耐熱試験を見事合格。この電波時計の正確性は、およそ10万年に1秒の誤差という超高精度を誇る。

ではなぜこれまで、デザイン性と正確性を兼ね備えた時計が生まれてこなかったのだろう?その原因は、この電波時計のムーブメントの大きさと厚さにある。通常の時計のムーブメントに比べ、SKP※のそれは約4倍の大きさ。超高精度を保つために必要とはいえ、このムーブメントはデザインをするうえでははっきり言って邪魔だ。

そんな我々の悩みを見事に打ち砕いてくれたのが、今回RUKE&Cでデザインを手掛けたCollectivo(コレクティーヴォ)だ。

※SKPとは…セイコークロック㈱の商標登録です。

Collectivo

今イタリアで最も注目を集める若手デザイナーユニットの一つであるCollectivo(コレクティーヴォ)は、とアントニオ・パリアルーロ(Antonio Pagliarulo)とシモーネ・マンデッリ(Simone Mandelli)の2人組。ミラノ工科大学のインダストリアルデザイン学科に在籍中に2人はリサーチとインダストリアルデザインの会社を興す。家具の研究開発やプロダクトデザイン、パッケージデザインから都市環境デザインまでと、その分野も国も多岐に渡る。2人は自分たちのことを「デザインの冒険の海に船出したばかりの若いデザイナー」と考えている。新しいモノを生み出す尽きせぬ意欲は、エキサイティングで楽しい人生を過ごすために共同してプロジェクトを行っている。そんな彼らにとって日本でのプロダクトデザインはこれが初となった。

Collectivo

RUKE&C。それは日本人のアイデアから生まれた、イタリアデザインのインテリア時計ブランド。
イタリアのデザインを大々的に取り入れ、時計のムーブメントには、正確性を重視した日本の電波時計を使いたい。
そんなふとした私の発想からこのプロジェクトはスタートした。

2012年の4月。まだイタリアは肌寒い。
イタリアのデザインユニット、コレクティーヴォのアントニオと初めて顔を合わせたのはコモという街だった。コモはイタリアで最も好きな街の一つ。イタリアとスイスとの国境、コモ湖の湖畔にある小さな美しい街だ。

湖畔のカフェで、彼は静かにコーヒーをのみながら待っていた。私は車だったので、合流まで少々手こずってしまったが、なんとか彼と合流できた。挨拶とかたい握手を交わしたあと、私の乗り付けたプジョーのキーをおもむろに彼に渡した。そう、彼の安全も考慮しつつ運転をかわってもらう事にしたのだ。流石に現地人は運転がスムーズだ。適当なイタリア人とはいうが、異国の運転ではさすがの日本人でも勝てない。

違和感のない運転のもと、車を走らせること30分、コレクティーヴォのオフィスに到着した。イタリア様式のピンク色の壁をした可愛い一軒家。こんなオフィス、日本人なら皆憧れるであろう。

中にはいると大きな犬がお出迎え。この情景、何かのテレビ番組で見た事のあるようなワンシーンだ。こいつもイタリア生まれイタリア育ち。どことなく日本の犬より大胆な気がした。異国人の来訪者に興奮気味で、しばらく鳴き続けていたが、気がついたら静かになっていた。

クリエイティブな雰囲気漂うイタリアンオフィスで、デザインディスカッションは始まった。当然ながら日本人とイタリア人では感性が違う。
日本人はデザイン性よりも機能性重視。色は白だと汚れやすいといい、デザインが奇抜だと長く使えないという。イタリア人は分かりやすくいうとその逆と言える。いかに個性を打ち出し、人と違うものを主張するか。

そんな日伊両国の魅力を引き出しつつ、より魅力的な時計の開発をするために、遥々イタリアの地に足を運んだのだ。そんな異国の差異を展開しつつ、様々な議論を交わしながら、大枠のたたき台は出来上がった。

とにかく苦労したのは、そのムーブメントとデザインとの組み合わせ。裏側の電波時計独特の大きなムーブメントが、表側のデザインの邪魔をするのだ。しかも素材はロートアイアン、早々簡単にはいう事をきいてくれない。おそらく私たちの発想だけでは何ともならなかったであろう。

しかし流石、今イタリアで最も注目を集める若手デザインユニットの一つコレクティーヴォ、我々の帰国三週間後には見事に美しいデザインとなってデータがあがってきた。

デザイン納品後、ロートアイアンのボディの成型にも長い時間を費やした。ロートアイアンの第一人者、御田製作所の協力を得て、何度も試作を重ねた。職人が何度も手作業でサンプルを試作し、絶妙な誤差修正から角の仕上がりまで吟味を尽くし、本来の素材の味を生かしつつ、贅沢な造形が出来上がった。

本当に多くの人たちとの関わりの中で、様々な苦労を重ね、イタリアと日本の良さを引き出し、ようやく完成に至った、ルークアンドシーの時計たち。一つ一つに魂がこもり、日本のインテリア時計をよりハイレベルなものにするために、そしてセンスに満ちたアイテムを世に提供するために、世界をまたぎここに堂々と完成した。

今後は日本国内にとどまらず、世界へと羽ばたく時計ブランドにしていこう。そんな熱い思いを胸に、いまルークアンドシーの針が動き出す。

RUKE&C 総合プロデューサー
小澤良介