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インテリアショップ リグナ おすすめ家具特集 リグナ社長の、ようこそ!! あの人。第1回 ゲスト:桐島ローランドさん

リグナ代表の小澤良介が各界の著名人をお招きし、インテリアへの価値観や想い出をインタビューしていくコーナー。時にはぶっちゃけトークも!第1回目はトップフォトグラファーとしていまなお活躍し続ける、桐島ローランドさんをお招きしての対談です。

桐島ローランド

1968年横浜生まれ。小学校3年でニューヨークへ移住し、ニューヨーク大学・芸術学部写真科を卒業。ニューヨークで写真家として活動を始め、1993年に活動の拠点を東京に移す。スコットランドと日本のハーフで、母親は作家の桐島洋子。2002年に結婚。現在は子煩悩な二児の父親。

小澤 良介

1978年愛知県生まれ。リグナ創業者。明治大学卒業年の2003年に創業し、翌年オンラインストア「リグナ」をオープン、現在のリグナに至る。近年では、浙江大学MBAの客員教授としてブランディング、ファッションビジネスを教える。著書に『100%好き!を仕事にする人生』『なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?』『ライフスタイルデザイン』等。

カメラマンでなければ
インテリアデザイナーだった!?

桐島 もともと実はカメラマンになるかインテリアデザイナーになるか悩んでて。建築家かインテリアデザイナーかカメラマンの3つで悩んでカメラマン選んだんだよ。下手したらインテリアデザイナーになってたかもね。

小澤 あ〜、それは知らなかった!

桐島 アメリカの高校って、自分に向いた職業のテストみたいなのをやるんですよ。それでトップ1がインテリアデザイナー。2位がカメラマンで3位が建築家だった。自分の能力に向いた職業を出してくれるテストがあるの。それが結構正確で。

小澤 じゃあ結構昔から、例えば幼少期とか、中高生時代とかも家具とか自分の部屋とかこだわってたり?

桐島 初めてうちの母親が一軒家をリフォームしたときに、自分の部屋を改装していいって言ったから、そのとき初めて、こだわって空間を作ったの。ベッドとかも当時病院ベッドみたいなのって、日本では珍しかったから、パルコかなんかで買った記憶あるな。高校のときとか。だから高校くらいの時は結構自分の部屋とかこだわっておしゃれにするとか。それくらいですかね?はじめてやったのは。

小澤 高校のときってお金がそんなにたくさんあるわけじゃないから、こんな工夫したとか、どんなとこをこだわってたとかあります?

桐島 当時は、自分の部屋にテレビがあるってのがみんなの一番の夢だったから。ワンポイントおしゃれなベッドがあって、テレビがあって、で十分満足みたいな。あの時代はね。
ただ日本の一番の課題って、スペース自体だよね。窓もフローリングも、箱自体がイマイチじゃないですか?大学のときにアメリカに行ってて、やっぱりアメリカってマンションとか可愛いんですよね。小さくてもフローリングが味があったりとか。なんか日本の普通のマンションの窓ってイマイチじゃん?すごい難しいよね。
いきなりそういうところにいいものがポツンとあっても意味ないし。なんかそのバランスが取りにくいなと思って。

小澤 インテリアに興味を持たれるようなライフスタイルを幼少期から送られてきて、何かしらご両親の影響とか、エピソードみたいなのってあります?

桐島 向こうの家ってどでかいし。開放的だし。ああいうのを経験するとなんか自然にそういうものが身につくじゃないですけど。たまたま僕の場合、海外に行くっていう経験があったから、海外の良さをわかってしまったというか、こだわりが増えてきたのかもしれない。
うちの母親は船の豪華客船とかに入ってるようなアンティーク家具が好きで。僕は逆にアンティークは好きじゃなくて。シンプルモダンなテイストの方が好き。自分も歳とったらそうなっていくのかもしれないけど、ちょっとテイストが違うかなって。とはいえこだわりがあるのとないのとは全然違うと思うから。うちの母親もこだわりがあったし。そういう空間の中で育って行くって言うのは結構重要かもしれませんね。

インテリアを撮影するときは
「ぬくもりみたいなのがだせればいいなって。」

小澤 ローランドさんはカメラマンとして、いろんな写真を撮られていると思うのですが、インテリアを撮る機会ってあったりします?

桐島 僕もインテリアを撮る機会はありますよ。すみません、競合のブランドなので、名前はいえませんけど。(笑)

小澤 インテリアを写真に撮る時に、気をかけることとか、気を遣う部分ってどのへんですか?

桐島 僕は広告で使うことが多いから、ファッションにしても提案じゃないですか?こういう人間像があったら素敵だなあって写真を撮る。

インテリア撮る時もこんな家にこういう生活があったら素敵なんじゃないかって。カタログだから売り物だけど、それだけじゃなくて、世界観とか空気みたいなものって必要だなって。

生活していく奥行きとか暖かさとか。ぬくもりみたいなものが写真にだせればいいなあって。

特に奥行き感というか、窮屈なところに奥行きが出せればいいなあというのがすごくあって。自分の写真のこだわりはワイドエンドに撮ると、どうしても安っぽい写真になってしまうから、なるべく奥行きのあるような写真を撮ろうというのがこだわりかなあ。

最近は当たり前だけど、多分僕が撮り出した時はそういう写真を撮っている人がまだなかったから。

僕は正直モテないです(笑)

小澤 ローランドさんって、今までの人生でモテモテだったと思うんですけど(笑) そんなライフスタイルの中で、インテリアを一つの要素として考えた時に、ローランドさんが考える、異性からもてるインテリアって、どういうところに気を遣っていると思いますか?

桐島 俺は自己満タイプなんで(笑) どちらかというと、男の子同士が喜ぶような空間、英語ではmancaveって言うんだけど。男の洞窟みたいな。男の子が喜ぶものが好きですね。どっちかというとガレージの中に、座り心地のいいソファがあって、どでかいモニターがあって、みんなでゲームやろうぜみたいな。ビリヤードもあって、バイクも置いてあってみたいな。女性が絶対喜ぶような空間ではないですね。だから僕は正直モテないです(笑)

小澤 逆に自分が女性だったとしたら、こんなインテリアの人の部屋に行きたいってありますか?

桐島 女性はやっぱりあたたかさとか、ぬくもりみたいなのが好きだろうから、こういうウッドのファニチャーとかの方ががいいですよね。男の子だったら、アルミのケースがぼんっと置いてあって、それをテーブル代わりにしようみたいな感じだけど。女の子はやっぱり、ガラストップで足は木部でみたいな。なんかそういうのが好きなのかな、やっぱり。グリーンがいっぱいあってとか、やわらかい間接照明があってとか。俺ももちろん間接照明は好きなんだけど。

どちらかというと、earthyな地に足がついたような感じのものの方が、女性は多分好むだろうし。食べるのは食べる、くつろぐのはくつろぐってちゃんと切り分ける。ダイニングはダイニングって。
男の子はソファに座ったまま食っちゃえみたいな感覚じゃん?女性はたぶんね、そこはきちっと、食事はダイニングテーブル。
そこらへんを理解することが重要かな。あとはやっぱりカップボードとか、収納とか?そいうのもおしゃれにね。お皿とか、そういうのも置きやすいような。
それと部屋のレイアウトですよね。こんな大きな空間だったら、うまくレイアウトができるかもだけど、日本の普通の家とかマンションの間取りでバランスよくやるのはすごい難しい。一から建てるんだったらいいけど。借家でそいういうのをやるのはすごい難しいよね。

いいソファとでっかいテレビが
あればいい人間なんだよね。

小澤 今までで一番思い入れのある家具ってありますか?

桐島 学生時代にニューヨークに住んでた時に買った、50年代のデスクがあるんですよ。アルミでできてる。オフィスデスクで、超重いやつなんだけど、わざわざアメリカから持ってきて。それ結構日本のアンティークマーケットとかに行っても売ってるやつで、今は何十万もするんだけど、買った時は2万円くらいで。だってほら、向こうではありふれたやつだから。俺の学生時代だよ?

そのデスクは今でも大好きで。そいういうなんか、ずっと一生使い続けられるものって、いいよなあって。飽きがこないというか。

小澤 僕の考える家具って、2種類あると思ってて。一つはスクラップになる家具。もう一つはアンティーク化していく家具。僕はアンティーク化していく家具を売っていきたいと思って今まできてるんですよ。
ちなみにローランドさんご自身で、スクラップ化しちゃった家具っていままでありました?

桐島 そうだなあ。本当にものを捨てるのが下手で。前の家を建てる時も全部家具作ったんですよね、その家に合うものを。だから、その家にぴったりだから、ずっと家に置いておきたいし、まだそのまま使ってるんだけど。捨てたことはあんまりないかな。

唯一捨てたのはニューヨーク時代に買った家具一式、日本に持って帰ってこなかったのは、全部向こうで処分しちゃいましたね。それも50年代のアンティークだったんだけど。あんまり今はスタイリッシュではないから、今だったら捨てちゃってたかな。

ただ、増えるようなものは全部捨てずに、今も使ってますね。俺はスタジオとかが田舎の方にあるから、そこに使わなくなった家具を持って行ったりして、うまくバランス良く。

小澤 使わなくなった家具を持って行っても、空間がそれなりにカッコよくなったり?

桐島 そうだね。椅子とかいろいろバラバラなものがあったとしても、撮影に使えるから。だいたい買ってるものって、ほとんど一生ものになるようなものばっかりだから。よほど壊れたりしない限り、ずっと使えるんじゃないかなって。

小澤 こういうもの(小澤が座っている椅子)は、シンプルなものにワンポイントでいれたりとかするとかわいいですよね。なんか、ド派手な家具とか買ったことあります?

桐島 ないねぇ。あんまり派手なの、得意じゃないんだよね。
なんか透明な椅子とか、そういうの買ったりとか、たまに遊びで買うものもあるけど、一個だけだよね、そういうの買うとしても。そういうので家全部を統一しちゃうというよりも、ワンポイント入れて遊んでみようみたいな。

何個かあったけど、そういうものは意外と捨てちゃってるかもね、考えてみると。

小澤 結局ね。もともとファッションの世界にもいたと思うんですけど、やっぱり時代とともに、自分の好きなファッションとかも変わってきました?

桐島 そんなにないね、俺は。派手だったことは。シンプルなのが好きなんだけど、どっちかというと。
年をとっていくと、俺も50になったんだけど、今年で。たぶん、これから老後のことも考えるようになるし。その時、最終的に俺はどういう家に住んでるんだろうとか、どこに住もうかなみたいな。

昨日までアメリカの西海岸、ど田舎の方に行ってたんだけど、こんなとこ住めるかなとか、考えながら見てたんだけどね。どういうライフスタイルを送るんだろうとか。ただ今アメリカのど田舎行ってもおしゃれなカフェがあったりするんですよ。だから意外と、美味しいコーヒー飲めればどうにかなるなぁって。

さっきも言ったように、いいソファとでっかいテレビがあればいい人間なんだよ。

ソファだけは本当に。

効率的にものを作りすぎてて、
ちょっとした余裕がまだ足りないなって。

小澤 最後に、こんな空間をもっと増やしていきたいとか、こうしていきたいっていう気持ちはありますか?

桐島 僕はもともとやっぱり海外の天井が高くて、大きい空間みたいな、ロフトみたいなのが大好きで。ただ今日本って徐々にそうなってきていて。古民家とかもね、改築しておしゃれにしたりとか、東京だけじゃなくて、地方も最近面白いところが増えてきてるし、すごいいい流れになってきてるなぁって。コーヒーがおいしいとこもいっぱい増えてきてるし。なんていうのかな、勝手にそうなっていくなあと思っていて。

だけどまだまだ。隙間がいっぱいあるし、改善の余地もあるし。マンションとか特にね。もうちょっといい間取りのマンションが増えてほしいなとか。

ちょっとしたところがね、窓ひとつ、もうちょっといい窓いれたりとか、ドアひとつにしても、もう少しこだわったりとか。小さくてもいいから、なんかこだわりのフローリングがあったりとか、ちょっと天井が高めだとか、なんでそんなことができないんだろう?って。日本って効率的にものを作りすぎてて、ちょっとした余裕がまだ足りないなって。そういうのがあると、みんながもっと豊かになるのになって。狭いのは仕方ないですよ、土地が日本の場合限られているから。

だけどちょっとしたことをやってくれたら、みんなもっとハッピーになるのになって。

桐島ローランドさん、ありがとうございました!
次回ゲストはどんな方でしょうか?? 乞うご期待!