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インテリアショップ リグナ リグナ社長の、ようこそ!! あの人。第4回 ゲスト:久保裕丈さん

リグナ代表の小澤良介が各界の著名人をお招きし、インテリアへの価値観や想い出をインタビューしていくコーナー。時にはぶっちゃけトークも!第4回目は婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』でおなじみの、久保裕丈さんをお招きしての対談です。

久保裕丈

1981年東京都生まれ。東京大学・東京大学院を卒業。大手外資系コンサル企業で経験を積んだ後、ファッションECを運営するミューズコー株式会社を創業。2017年には『バチェラー・ジャパン』に出演し、初代バチェラーを務める。現在はインテリアのレンタルサービスを行うCLAS(クラス)の代表取締役。

小澤 良介

1978年愛知県生まれ。リグナ創業者。明治大学卒業年の2003年に創業し、翌年オンラインストア「リグナ」をオープン、現在のリグナに至る。近年では、浙江大学MBAの客員教授としてブランディング、ファッションビジネスを教える。著書に『100%好き!を仕事にする人生』『なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?』『ライフスタイルデザイン』等。

自分のサービスの一番のファン

小澤 今日もやってまいりました「ようこそあの人」。
今日はあの有名なここ最近世の中を騒がせている初代バチェラーの久保裕丈さんをお招きしました。
今日はリグナにお越しいただいて、久保さんにお伺いしたいのは、家具のレンタル事業をやっていらっしゃると思うんですけど、今までどんなライフスタイルを送られて、どんな風にインスピレーションを受けたとか、どんな空間で育ってきたのか・・・そんな話をいろいろ聞きたいなと思ってます。

久保 僕の両親はもともと家具が好きで、家にあるテーブルも大川(福岡県)の家具屋さんから買った一枚板のものなんです。僕が家具に関心を持ち出したのは、この家具事業を始める直前ぐらい1年ぐらい前なんです。それまでずっとアパレル通販をやっていて、昔っから洋服に対してのこだわりとかで結構強かったんです。そのファッションが一周した後に家具に興味がいったんです。でも正直家具って自分で選べないなーと思って。その時に友人に家具を全部も見立ててもらって、これでもいいな、気楽にちゃんと自分にとって心地いい空間を作れることがすごいいいなぁと思ったのがきっかけで、家具のレンタルを始めたってのはあるんですけど、今インテリアに関しては絶賛勉強中です。

小澤 なるほど。やっぱり自分がインテリア好きなんだけど選べないというフラストレーションから今のビジネスが生まれたとも言えますよね。

久保 いえますね。

小澤 実は僕と一緒なんです。もともとインテリア大好きだったんだけどあるフラストレーションがあって、今のリグナのECサイトが生まれたんですよ。当時はやっぱり17年前なんで家具をネットで買うっていっても2段ベッドとか座椅子とかちょっとな・・・っていう家具しかネットの中で揃ってなかったんですよね。

久保 実用的なものですよね?

小澤 そうそう。だからデザイナーズとかカッコいい家具が綺麗にまとまっているお店がなくて、その時に自分で作りたいなと思って。やっぱり好きな分野におけるフラストレーションから生まれたものだと思うんですよね。だから久保さんも一緒ですよ。

久保 近いですね。あの僕服を自分でいろいろ選んでって自分にはまるものが選べるようになるまで結構失敗もするんですよ。買ったはいいんだけど一回も袖を通さないで捨てちゃうみたいなものもあって。ちゃんと選べるようになるまで失敗もある程度ないと上達しないじゃないですか。

小澤 そうですね。

久保 家具もほんと多分そうなんだろうなぁと思いつつ、家具で失敗するってまあまあきついじゃないですか。家具で失敗した時に交換できるって言うのであればまあまあダメージもそんなないなって。その自分自身(久保さん自身が)が強烈にほしいというところから始めたっていうサービスですね。

小澤 やっぱり結局起業家の人って自分のこうしたいこれがあったらいいなっていうところから始まってる人多いですよね。

久保 僕、その方が絶対長続きするし成功すると思うんですよ。絶対一番言えるのが自分のサービスの一番のファンはもう僕だと思ってるんです。僕が一番課金してる。

小澤 今の会社を作られて何年目でしたっけ?

久保 もうまだ1年経ってないです。もうちょっとで1年です。サービス始めたのが半年前で。

小澤 大変でしょ?

久保 でも楽しいですよ。楽しいですけどね。リグナさんみたいにこんなにちゃんとととのっていればね・・・

小澤 無駄に長くやってるだけなので。笑

久保 こんなに商品があるのに隙がないですよね。

小澤 いやいや、隙がない久保さんに言われると嬉しいですね。

久保 僕が聞いちゃってあれなんですけど、小澤さんの部屋もやっぱこのショールームのどこかのスペースに近い感じなんですか?

小澤 僕の部屋はね1階(ショールーム)にあるL字のソファが我々の『REMBASY』というブランドのマニってソファなんですけど、それをおいてます。マニのセットの場所に近いかって言われると、空間のテイストは違いますね。

久保 もうちょっとエロい感じですか?笑

小澤 いやいや、爽やかなテイストです。マニを中心にリビングを構成してるんですけど、今の部屋は巨大なワンルームなんですよ。そこに家具を置いたりしているんですけどやっぱり僕のいいなっていう空間をつくってますよね。絵も好きなので、自分の好きな絵を飾って、緑も大好きなので。まあでもそれ言うとこのリグナも結局、自分の好きを体現してるショールームになっているんじゃないですかね。ちょっと独特っちゃ独特ですかね。

久保 でもやっぱこの空間は小澤さんの好きが結構ちりばめられているということですね。

小澤 この店もまあまあそうですね。僕の会社のスタッフの好きな感じも、もちろんバイヤーやコーディネートの責任者の好みもあるとは思うんですけど、僕らの空間ってやっぱり自分たちとその世界感を出すということと同時に、家具屋さんなのでお客様のニーズにも応えていかないといけないので、お客様が多く求められる商品を積極的にディスプレイするようにしています。

日本風なお家でした。

小澤 久保さんの幼少期ってどんな環境で暮らしてきたんですか?

久保 両親が共働きで、学校帰りとか両親のじーちゃんばーちゃん家が近かったので、掘りごたつで一緒に勉強しながら過ごしてました。縁側もあって飛び石があったり松が植えてあったり日本風なお家だったんです。だからなのかそういう雰囲気が好きなんですよね〜。

小澤 ご実家どの辺?

久保 八王子です。土地が広いところなので、緑に囲まれて生活してました。中学から新宿とか新大久保方面の私立に行ってたんですけど同級生は都内の23区の結構真ん中の辺りに住んでいる子たちが多いんですよ。そういう子達って都会に慣れてて、都会的だし、おしゃれだし・・・その時はやっぱり劣等感がありました。休みの日に中学生なのに代官山行って買い物とか、そこと比べるとあれっ俺ってやっぱりダサいのかな?って中学・高校は引目を感じてました。

小澤 逆に日本家屋みたいなところのおじいちゃんおばあちゃん家でこたつで勉強している自分が他と比べたら恥ずかしかったけど、今思えばでもすごい素敵ですよね。思い返せば、それってすごいいい環境だったなって聞いてて思いますよね。

久保 思春期ってやっぱりちょっと比較しちゃったりしますからね・・・

キャンプ道具で埋め尽くされてます。

小澤 ちなみに今久保さん一人暮らしっておっしゃいましたがどんな家に住んでるんですか?

久保 一応間取りは2LDKです。リビングはちょっと特殊な形をしてて、あと1部屋がキャンプ道具で埋め尽くされてます。その部屋に小・中・大のテントがあります。その部屋をまるまる潰してしまって。あとはベッドルームとリビングにワインセラーもあるんですけど。

小澤 詳しくは聞かないけど港区ですかやっぱり?

久保 いや目黒区です。

小澤 オシャレですねやっぱり。あえて外したというか落ち着いた大人感を出しながら?

久保 結構好きな場所だってのもあるんですけど、一番は僕今の会社のオフィスまで家から歩いて1分なんです。

小澤 それは近すぎるでしょ!!

久保 僕はオフィスまで近くないとダメなんですよ。集中したい時に家で作業するとか、休みの日でもすぐ会社に行ける環境じゃないとダメで。どちらかというと中目黒とか池尻とかの方が近いんですけど。ランニングするのに世田谷公園とか、東大のとかもあって。
東大も結構楽しいんですよ。

ライフステージに合わせて柔軟に変化できる家具っていいな。

ライフステージに合わせて柔軟に変化できる家具っていいな

小澤 家具にもプラスαが欲しいんです。IoT化は興味なくて正直求めてないんです。

久保 わかります。

小澤 家具はずっと家具であり続けてほしくて。ぬくもり感とか。そこに”メカ”っていうものではなく、プラスα何かほしいと思ってて。

久保 すごいわかります。まあそれこそデジタルって進化がもう1年単位じゃないですか。なんなら半年単位の進化ぐらいかもしれないですけど、家具ってもうちょっとゆっくりしているじゃないですか。時間軸って。2年なのか3年なのか、5年10年って人もいるかもしれないし。だからなんかそういう時間軸で考えるとやっぱり家具は家具として。でもすごい思うのがやっぱり家具の根本って小澤さんが言っていることと同じでおそらく何百年変わってないと思うんです。

小澤 そうですね。

久保 僕が欲しいプラスαって何だろうなあと思った時にやっぱり僕は今、独り身ですけど、もしかすると、同棲するかもしれないし結婚して子どもができて1人・2人子どもできてっていう時にやっぱり2人子どもができたらこのサイズだとちょっと足りないじゃないですか。そういう時に買い変えることなく、どんどん適時その人のライフステージに合わせて柔軟に変化できる家具ってやっぱいいなぁって思っていて。

小澤 それはもう素晴らしいですよね。

久保 家具もそれが単体としてアップデートできるならいいとかなって。そういうものを上手に作れないかなあっていうのはずっと考えているところなんです。

小澤 そうですね。それは僕らもすごい感じていることで、僕らが大事にしていることでやっぱ本当にいい家具ってアンティーク化していくという考え方もあるので。だからそこのアップデートっていうのがどうしてもここを組み合わせるのも難しいからそこをどうやってうまくやるかというのは今後ずっと考えていきたいし、考えれば考える程面白いので、斬新なことはやり続けていきたいなって思ってはいますけどね。

久保 全く同じですね。家具は新参者ですけど人の生活とか世の中が変わっていくのに合わせて家具もやっぱり進化しなきゃいけないものだと思ってるんですよね。ある意味はアウトドアの家具って多分一つの進化系かもしれなくて。めちゃくちゃ機能性が高いじゃないですか。

小澤 確かに。

久保 座り心地いいとかなのに軽いとか、収納性がいいのに簡単に持ち運べるというものもありますよね。家具を買って組み立てとかもしてくれる家具屋さんもあるけど、自分で持って帰るとか、自分で組み立てるとなると超大変だったりするじゃないですか。

小澤 そう考えるとアウトドアをインドアにしてしまうのもアリですよね。

久保 アリですよね。それぐらい空間って自由でもいいかもしれないんですよね。

小澤 それを実際に行っている人もいるでしょうけどあまり情報で言ったらまあ昔よりはだいぶ増えましたけどもっともっとね情報を発信していかないとなと思いますね。

サイズ感って大事ですよね。

小澤 結構日本って海外と違って家に人を招かないとか人に家を見せたくない文化なんだよね。でもヨーロッパの例えば北欧とかデンマークの人とかって「あなたにとって家って何ですか?」っていうと「自己紹介です」って言うんですよ。

久保 へー。面白い!

小澤 半分以上の人が言う。アイデンティティーだって。その考え方って日本人にすごく少ないんです。だって「自分の自己紹介何?」って言ったらファッションとか職業じゃないですかね。それが彼らは家が自己紹介なんです。だから表現を発信していける様な文化になってほしいと思いますね。

久保 確かにそうですね。日本の家ってアメリカとかそのヨーロッパと比べて間取りが小さいじゃないですか。そういった空間だったとしても人を招けるので、それはそれで心地いい空間づくりってやっぱできますよね。

小澤 広いから狭いからとかって関係ないですよね。狭ければむしろ表現しやすいし。そこはなんか個性もっと出していけばいいのになぁと思いますよね。

久保 リグナにおいてる家具ってサイズ感すごい良いものが多いじゃないですか。

小澤 そうですねやっぱりここに特に展示しているのは僕らもお客様が関東圏の方が圧倒的に多いのでそれに見合ったチョイスをしてますよね。

久保 やっぱ LA とか行った時に家具屋さんとか巡ったりするんですけどサイズが全部大きい。これはね文化の違いとか知恵の作りの違いなんだなって思いますよね。でもサイズ感は大事だと思いますよね。

「インテリアと家具」触れる機会を。

小澤 久保さんは今このインテリアの世界に携わり始めたばかりだと思うんですが、久保さんはこのインテリアに関わることでこれからなんかどんな変革を起こしたいって思ってるんですか。

久保 一番は僕はまだ日本の人達ってインテリアに対するリテラシーとか情報っていうのが十分じゃないと思ってるんです。それってシンプルに家具と触れる頻度も低いし情報量もやっぱファッションと比べて低いじゃないですか。やっぱり触れれば触れるほどすごい楽しいもんだなっていうがわかってきたんでもっと世の中の人達がこの「インテリアと家具」そういうのに触れる機会とかその情報量はもっと届けていきたいなというのはすごく思いますね。

小澤 なるほど。

久保 それが本当に家具ってこういうものなんだとか、自分にとって良いものってこういうのなんだなって皆分かってくれると思うので、それがひいては家具業界が上がっていくために必要なのかなって。もっと人に家具に触れてもらいたいなぁって思っています。

小澤 なるほど。もっと日本の人たちに家具を知ってもらって、もっと認知を高めていって業界全体を盛り上げていこうということですね。

今回は久保裕丈さんに、リグナにお越しいただきました。
今日はありがとうございましたございました

久保裕丈さん、ありがとうございました!
次回ゲストはどんな方でしょうか?? 乞うご期待!

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